「弓を引く姿」、「的に中たる楽しさ」、「袴姿の格好良さ」。
「弓道」と聞いて思い浮かべることはこのようなことではないでしょうか。それ以外にも下記のような、弓道の特徴があります。
1. 老若男女を問わず、体力の有無に関係なくできる。
2. 運動量が少ないので、体に無理が生じない。
3. 慣れてくれば1人で練習できる。
4. 武道のたしなみを身につけることができる。
などなど、弓道は、奥が深く、極めるためには難しい面もありますが、年齢や性別を問わず、誰でも楽しむことができます。弓道を始める年齢に「遅い」はありません。非常に息の長い武道です。
今、弓道をたしなんでいる人も、「試合に勝ちたい」、「昇段したい」、「健康になりたい」、「友達を作りたい」など、様々な目的を持って弓道を楽しんでいます。是非、このページを見たことをきっかけに弓道場を訪れてください。
【弓道を始めるにはどこに行けばいいの?】
お住まいの市町の近郊にある弓道場に行かれることをお勧めします。立派な弓道場でも、自宅や勤務先から遠いと、なかなか通いづらいものです。
それぞれの弓道場には愛媛県弓道連盟○○支部という団体が存在しますから、道場を訪れて、「初心者教室が開催されているか」、または「初心者の受け入れをどのようにしているか」尋ねてみましょう。支部ごとの道場の場所、初心者への対応はこちらでも紹介してあります。
【弓道を始めるには道具はどうすればいいの?】
それぞれの道場(支部)によって対応は若干異なりますが、最初から道具を全てそろえる必要はありません。ある程度の期間は道具のレンタルもありますから、弓道の上達に併せて徐々にそろえていけばいいでしょう。
最初は、ジャージやトレーナーなど運動しやすい格好で基礎的な練習を行います。
参考までに道具の値段を紹介します。
1. 弓道衣(上衣:白)
2. 袴(黒)
3. 帯
4. 足袋(白) ※1~4で、14,000円程度から
5. 矢 6本(七面鳥の羽根)17,000円程度から
6. カケ(右手にする手袋のようなもの)19,000円程度から
7. 弓 28,000円程度から
このほかにも「ゴム弓」、「巻藁矢」、「矢筒」、「弦」などありますが、指導者の指示を得ながら徐々に揃えていくことになります。
【弓道を上達するには】
弓道を始めても最初は一人では引くことが出来ません。必ず指導者について練習することになります。上達するためには、最初のうちは週に2~3回通うことをお勧めします。その練習を経て、一人で矢を飛ばすことが出来はじめると、とても面白くなります。初めての武道ですから、指導者の指導を素直に聞く「心」も大事なことです。
以上弓道を始めようと思っている人のために概略を説明しました。
ぜひお近くの弓道場へ足を運んでみてください。
【弓道を始める方の質問コーナー】
弓道に興味をもって、もう少し詳しく訊いてみたい方、経験者で再開したい方、質問がありましたら、下記リンクの掲示板に、お気軽に質問して下さい。担当者または各支部からお返事致します。
作成 愛媛県弓道連盟IT部